多感なオタクの御託。

色々書きます

ライザ2 錬金メモ帳

おひさしぶりです ライザのアトリエ2についてのページです

 

進行に合わせて更新。錬金の際のルートを整理するためのページです なので網羅は全然できてない(何なら最終派生が何かまったく知らない)

自分用に書いていくのでかなり乱雑な構成になってると思います
面白いものではないのであしからず

・金属

インゴット→スタルチウム→クリミネア→ゴルドテリオン→グランツオルゲン→?

 

インゴット  :鉱石、石材 から作成
スタルチウム :気体、砂
クリミネア  :、原石       
ゴルドテリオン:ハチの巣、燃料

 

水は青中和剤→ゼッテル→旅人の水珠でおk、旅人の水珠は影響拡大がつええ

・糸素材

クロース→ビーストエア→ソーサリーローズ→エルドロコード→?
クロース    :中和剤、植物
ビーストエア  :虫、ハチの巣、(錬金繊維)
ソーサリーローズ:きのこ、中和剤
エルドロコード :?

 

・錬金繊維派生

錬金繊維→ヘブンズストリング→シュタルファイバー→?


錬金繊維<糸素材、(雑貨)>         :植物、魚介類、きのこ

ヘブンズストリング<(動物素材)、(雑貨)> :原石、燃料、錬金繊維

 

錬金繊維の999は中和剤青で品質上げ→ガラスの花(植物付与)→錬金繊維の順で作成
*ガラスの花はレヘルン(使用アイテム)の派生レシピ

 

中和剤


赤、火薬 燃料 水から 火薬 燃料
青、花 魚介類 水から 花 気体
黄、鉱石 砂  水から 鉱石 雑貨
緑、植物 木材 水から 木材 石材

 

道具

鎌、鉱石 木材   研磨剤 から 雑貨 鉱石
斧、金属 糸素材  研磨剤 から 雑貨 気体
爆、宝石 火薬   フラム から 原石 神秘の力
網、気体 錬金繊維 糸素材 から 雑貨 糸素材
竿、木材 錬金繊維 虫   から 雑貨 糸素材
腕、インゴット  神秘の力 糸素材  から 雑貨 糸素材
笛、スタルチウム 神秘の力 ぷにぷに から 雑貨 動物素材
灯、クリミネア  神秘の力 雑貨   から 金属 燃料
泡、ハチミツ   ぷにぷに 中和剤  から 食材 雑貨

 

 

品質999をつくるには

①中和剤の同色ループで品質を上げていく(4本を1本にまとめるのを繰り返す)

②①で作った中和剤を使って変換
 (中和剤緑→鎌作成→鎌に雑貨、鉱石を付ければ高品質の雑貨、鉱石が完成)

③ジェムで複製をするなりして増殖して②を大量にぶちこむ

④完成

 

エリキシルがまだ顔を見せない。にしても今作はストーリーといいダンジョンギミックといいボリューム増えて面白い。クリアするぞぉ  あとパティかわいい

 

そういやジェム増殖のループいいのないですかね。

ポイズンキューブ→禁断の雫でちまちま増やしてる次第です…

それではまた。

 

追記…古の賢者の石、最強。

ジェム問題解決!

【プリコネR】メインストーリー考察#2

プリコネRもリリースされて程よい時間が経過しました。コッコロの『主さまがんばれスタンプ』も5枚目。流石にリリース当初と比べたらアクティブも落ちるんだろうなぁなんて思ってたら、この前の〈アリサ〉追加でセルラン1桁順位を記録しているのを見て面食らいました。たちばなです。

 

と書き出しを残してから1年が経った…アリサ追加って……

 

時の流れは速いものです。お久しぶりです。

 

引き続き[プリコネR]について書く次第ですが、やはり前回同様ネタバレマシマシ、かつ所々妄想垂れ流しです。

 

 

まえがき

2018年2月に出した前回考察がこれ。

http://biwatach.hatenablog.com/entry/2018/02/24/233801

 これの続編という位置付けにこそなっていますが、これに比べて僕の読んだストーリーの幅が大きくて広がっていることを断ります。ほぼ全てのキャラストーリーや、5章以降のメインストーリーを読めるようになったということです。

 

やっぱり、色んなキャラのストーリーを眺めていると、ああこういうことだったのか!となることがちらほら。

 

そして改めて前回の考察を見返してると悲しい哉、実際後々のストーリーを読むと明らかに間違っている考察がちらほら見受けられます。という事で現時点で僕が持っている情報を以って、前回記事の補足訂正等もしながら考察を進めます。

(前回記事は、前作プリコネについて触れてる部分も大きいので前作をざっと把握したい人はぜひ)

 

※以下、常体が多め

 

 

 

ここからネタバレ注意

 

 

 

 

再構築と世界線

前提として、[プリコネR]のメインストーリーはMMORPG《レジェンドオブアストルム(以下、アストルム)》内のような世界の中だけで進んでいた(これは前回も書いた)

 

前作と変わった点は大元を突き詰めると、

 

・ほぼすべての登場人物が記憶を失って、アストルム内の世界を現実世界のように捉えている

(アメス、覇瞳皇帝、ノウェムの言葉から、アストルムの再構築が原因と思われる)

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この一点から殆ど話がつく。皆が皆、ゲームの世界に現実での感覚、理念を適用している、これだけ。ただ、これに付随して様々な問題が起きる。諸問題については少し置いといて、再構築の説明をする

 

この世界での『再構築』という単語は2通りの解釈ができる;1つは前作プリコネの最終局面で発生したミネルヴァの再起動に伴って発生するアストルム世界の再構築のこと。前作最終決戦の大詰めで覇瞳皇帝がメチャクチャな事をしてミネルヴァのAIが損傷した結果、ミネルヴァ自身を再起動するくだりがあった。

 

もう1つは、ミネルヴァが誰かの願いを叶える為に行うアストルム世界の再構築のこと。これは前作最終決戦でミネルヴァが覇瞳皇帝に操作されて実際に行おうとしたが、フィオにより阻止された(本来破壊できないナビ妖精が傷付くと、強制的に全ての権限がミネルヴァに戻るという仕様があったため、フィオは身を呈して覇瞳皇帝の攻撃を受けることで阻止された)

 

「真摯な願いが悪意によって歪められ・・」とアメスが言っているのでここでの再構築は恐らく後者のことだと思われる

 

では、"いつ"、"どのように"、"なぜ"『再構築』が起きたか。これを考えるにあたって真っ先に考慮するべきなのは、世界線が前作と繋がっているのかどうか。

時系列を完全に補完できない話である以上、世界線は繋がっているとも繋がっていないとも断言できないのが実情です。これは現時点(2019年7月)でも不明

 

実は2018年10月ストーリー更新が来るまで前作~プリコネRの世界線が繋がっているものと個人的に認識してたけどそこが怪しくなった。以下の発言を見てほしい

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ノウェムは記憶の殆どを保持しているのが明らかになっているので↓f:id:biwatach:20181227101942p:image

主人公らが覇瞳皇帝に敗れたということはプリコネ~プリコネR間で時系列が縦に繋がっていないのか?と思ってしまうが、世界線が繋がっている事を前提とすると、前作最終決戦でノウェムは戦いの場にいなかった(天楼覇断剣をヒヨリに託して撤退していた)ので、ノウェムが今の状況から天下り的に「敗れた」と判断したただけだろうか?とも考えられる

 

単純に前作最終決戦で負けた、とすると「真摯な願いが悪意によって歪んだ・・」という言葉は説明が付きにくいのでこの路線は無いでしょう

(歪む、という単語は何かが外力を受けて本来あるべきものと違った形になることを指すと思っているので、ただ覇瞳皇帝が彼の願いを叶えたとするならば『打ち砕かれた』等の表現をするのではないか、という考え)

 

また、アメスの言葉と照らし合わせると

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「野望を阻もうとした」「世界は滅ぼされかけた」「今度こそ完全に挫く」、と世界が滅んでいるわけでもなく野望を阻むことも未遂に終わっていることが推測できる。ノウェムは記憶が完全に保持できていないため(ノウェム「完全には防御できなかったから、記憶が抜け落ちてるところもあるんだけど」)、アストルム内での出来事に関してはアメスの発言の方が信頼できる。

 

この問題については結局覇瞳皇帝が主人公らを打ち破った事実があるのかどうか、と言い換えられるがもし覇瞳皇帝が完全に主人公らを破ったなら(プリコネRプロローグのように)、こんな中途半端な世界は出来ないと思うので(主人公や他の七冠は全員抹消するだろう)、vs覇瞳皇帝戦で完膚無きまでに砕かれた、とは考えられない。

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『いくつもの世界線』とあるがこれは覇瞳皇帝の未来予知能力によって複数の世界線を観測できたから故の発言だと思っていて、複数の世界線が実在する、という話ではないと思っている

 

話が逸れたが、ここまでを整理すると前作の最終決戦でトウィンクルウィッシュが覇瞳皇帝を撃破したのは事実だが、そこで彼を完全に挫く事が出来ていなかった。何らかの条件が噛み合って覇瞳皇帝が復活してしまった

と私は考えている。

 

以上まとめると

・前作と世界線、時系列が繋がっているかどうかは未だに分からない

・覇瞳皇帝撃破後しばらくしてアストルムは復活したが(前作情報、登頂者の願いを受けて、それを実現するためにアストルムをリニューアル)この願いに何らかの力が作用してミネルヴァを捕捉(歪められた願い)→『再構築』発生

  →現在に至る

 

こんな感じ?

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ここの説明だけ少し無理やりな感じがするけど・・・

前作での覇瞳皇帝の願いは、「アストルムでみんなとずっと居たい」といったものだった。現実世界の人間が大嫌いだった千里真那に相応しい願いだが、実際にプリコネR世界でそれが実現されている。(現実世界の千里真那は巨大コングロマリットの頂点に立つ存在らしいが)

広義的にはアストルムがリニューアルされたプリコネRストーリー開始時点で夢が叶っているような気もするが、その前にミネルヴァを操作したってなると前作ED前の大団円はなんだったのってなるし・・・(前作の幕切れで登場したオクトー&ノウェムの『新しい依頼』が何かの伏線かもしれないと考えると世界線は同じだと思いたいのが実情)

 

また、ミネルヴァは前作でプリンセスになった人と、プリンセスを導いたパートナーの願いを叶えようとしていた。前作での主人公らの願いは以下の通りである:

ヒヨリ「世界中の人たちに笑顔でいてほしい」

ユイ「騎士クンとずっと一緒にいたい、でもあなたの幸せじゃない世界は要らない」

レイ「次に塔の頂上に来た人の願いを叶えてほしい」

主人公(騎士クン)「この先自分たちが、世界中の人たちが安心して夢や願いを叶えられる世の中に出来るかどうか見守ってほしい」

 

Rストーリーによると【選ばれた】ユイ、に対しそうではなかったのはレイ、ヒヨリだったことが確定。そんなユイも最後は共に闘ったノウェムにすら諸悪の根源とか呼ばれる始末ですが、この理由が明らかになる日はいつ来るのか

世界線の話はおわり

 

ロストと消えた記憶

『再構築』時にアストルムをやってなかった人はそもそもアストルム世

界に存在するはずがない(データが無い)ため、ゲーム内の世界を現実世界としているプリコネR世界では、存在するはずの人間が存在しないという現象が起こる。これがロスト。プリコネR主題歌『Lost Princess』の『ロスト』もここから来てるのだろう、ティアナという存在がロストしている

クルミのキャラクターストーリーから察するに、ロストした人間に関する記憶は全部消えていると思われる

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これを踏まえると、プリコネR世界の人物が失ってる記憶は

①そもそもアストルムをやってなかった人に纏わる記憶

+

②『再構築』以前のアストルムに関する記憶

+

③ユースティアナ・フォン・アストライアに関する記憶

逆に言うと、これ以外は記憶が残ってる、ということ つまり、今の登場人物が保持している記憶

アストルムをやっていた人にまつわる現実世界の(ぺコリーヌ以外の)記憶

と予測できる。ここから、現実世界でサレンに仕えていたスズメは世界が変わってもそのままだし、現実世界で変貌大妃(現士実似々花⦅うつしみ ねねか⦆、内閣情報調査室所属)のボディーガードをしていたマサキ(狂真咲真軌⦅くるまざき まさき⦆、公安所属)がプリコネR世界でも護衛をしてた事の説明がつく。

 

但し、これには例外が存在するしその例外が多すぎる:

覇瞳皇帝、ノウェム(記憶をほとんど失っていない?)

ラビリスタ、跳躍王(ラジラジ)(自分以外の七冠に関する記憶が無い)

(*ラビリスタは自力で記憶を取り戻し、ノウェムが物語の重要人物にあたることや、フィオの存在についても把握している)

(*ラジラジはノウェム、オクトーの事を記憶していたが、それはかつて跳躍王を操っていたミネルヴァの残滓によるものである)

誓約女君(クリスティーナ)(同上、但し覇瞳皇帝の事は記憶していた)

主人公(そもそも記憶喪失だし)

 ・ぺコリーヌの親族、近親者(全員ぺコリーヌの事を忘れた)

 

直々に記憶の介入が入ったのだろうか。少なくとも、今のアストルムがでっち上げだらけの世界であることを示すには十分な要素だろう。また、これに加えて変貌大妃はティアナの名を騙る覇瞳皇帝の正体もこの世界の正体も見破っているので真実に近い人物と思われる(真那の正体を見破ったから研究所が狙われたのか?)が、なにやら変貌大妃は只の協力者では無さそうなのが13章で明らかになってしまった… 研究室でコソコソ何をやっていたのか、という問いへの解答はここで得られるのでしょうか 教えて井口裕香さん…

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覇瞳皇帝は新世界の創生者なのか

覇瞳皇帝に恭順しなかった七冠が覇瞳皇帝の記憶を失っている、ティアナから立場を奪ったのに誰もそれを信じて疑わない、などとプリコネR世界は覇瞳皇帝にとって都合が良すぎる。

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記憶を失っていないはずの覇瞳皇帝が「(自分ではない)こんな子供が考えたような社会、世界観」と新世界を創ったのは自分ではないような言い回しをするのは、本来望んだ世界とは少し違う世界を与えられたことに対する憤り?

 

これに関してはキャル、いや、百地希留耶が関与していると自分では思っている。12章まで読んでもこれくらいしか候補が無かった、無かったんだ…

そもそも、" そ こ ら 辺 で 拾 っ た"希留耶を直属部下にして王宮出入り自由にしてしまう程の理由が『正規版アストルムのハッキング』などしか考えられない。こんな難しいことがあのキャルに出来るはずない、と言う人も少なくないだろう。だが、例えばだが、前作最終決戦中に真那が仕込んでおいた何かしらのヤベー要素を"アストルム外から""希留耶"が発動させる、とかなら誰にも出来るだろう。私はここに千里真那がキャルを特別扱いしない理由が現れていると見ている。

 

これが自分なりの「再構築」「前作時間軸との関係」に対する答えである。

つまり、

前作最終決戦

トゥインクルウィッシュらが覇瞳皇帝を撃破

優衣が願いを叶えようとするタイミングで希留耶が外部からアストルムを操作

再構築

プリコネRストーリーへ

 

アメスが主人公に見せていた[夢]って、どれもこれも覇瞳皇帝と戦う前の事なんだよなあと思うと、最終決戦で世界線が変わるのはそこまで違和感無いものになるんじゃないかと思います

 

思ったこと全部書いてると長くなっちゃうので一区切りついたところで今回はここまで。ノウェムのブローチ、オクトーがオクトーだったこと、跳躍王とミネルヴァ、変貌大妃の話とか6人目の七冠とか色々触れたいことはあるんですけどこれは次回以降のおたのしみ

 

あとがき

こんなにこのコンテンツが人気になるなんて思ってなかったもんだから本当に嬉しい限りです。僕自身は何も制作に関わってないけど…

一方で、誰かが考察やってるだろうしまあいいか、みたいな甘えが見え隠れしているので自覚が足りてない。いやはや、長い間僕の記事を待っていてくれた方には本当に申し訳ない…自分なりのペースでしばらくは考察やっていくので、今後ともよろしくお願いします

 

 

それではまた。

近況報告

突然ですが、今伝えておきたい事が2つほどあるのでとりあえず書き殴ろうかなと

 

1.突然忙しくなった

新年度ということもあってか突然身の回りのタスクが増えてきてこちらも当惑してます。またプリコネで【Paladin】というクランに入ったこともあって特にクランバトルのある月末はかなりツイート頻度等が激減すると思います。

 

2.考察の進捗など

度々続編を公開する予定と謳ってきたプリコネメインストーリーの考察ですが、月更新のストーリーを見るたびに必要性を感じなくなっているのが実情です。というのは、最近の更新では今まで多くの人が分からなかったこと(一部の人には分かっていたこと)が明らかになる展開が大部分で、わざわざ考察記事を上げる必要があるのか、と思ったのに重ねて単純な執筆モチベーションが低下していることに起因してます。

 

なぜモチベーションが低下したか、という理由については(あまり書きたくはない話ですが)他考察勢の洞察力を目の前にして及ばないなあと思う場面が増えてきたことや、本編で分からないことは未だ分からないままになっていることによって、八方塞がりな感覚に陥ってしまったことなど色々考えられますが、結局は自分があれこれ理由を見つけては怠けているだけなのでは?と思ったところでこの話は置いておきましょう。

自分だからこそ得られる指摘があるはずでそれを求めて本編を熟読したり、ルナの塔ストーリーの秘密が気になっていたり、と考察の熱が冷めたわけではないとは思うのですが… 9/10章は本当に面白くて読み応えのあるストーリーで、次回考察を上げる時はここをメインにしたいんですよね。(5章更新時からある下書きも出来れば活用したいところ)

 

何も考えないでいるとこの分量なら20分で書ききれるんだなあと思いつつ次回考察の下書きの進捗と見比べてげんなりするばかりですが…ガンバルシカナイヨ

 

それではまた。

 

(あ、あと今期アニメのおすすめ曲良かったら教えてほしい)

2018年の楽曲10選

たちばなです。2018年最後の記事更新です。としようと思ったが間に合わなかった。あけましておめでとうございます

 

昨年は銚子と沼津にしか旅行に行かなかった程の"引きこもり"ですが、そんな僕が没頭出来る趣味の1つに音楽があります。(沼津旅行は撮った写真が少な過ぎて記事が成立しそうになかったのでブログには書いていないです)

 

音楽といっても曲を聴くぐらいの事しかしてないんですけど、2018年は今までより楽曲を聴く機会を増やしました。というのは、曲を聴いて作編曲者を確認するようになって、曲を聴くことだけでなく各作編曲家それぞれが持つ色を感じる過程にも楽しさを見出すようになったんじゃないかな、と思ってます。

 

では本題です 以下の条件に沿った楽曲の中で僕が良いな、と思ったものを10個挙げます 一応、ランキング形式です。

⦅条件⦆

2018年1/1〜12/31にCDとして発売された楽曲

2018年1/1〜12/31にインターネット上で存在が確認された、CD化されていない楽曲

 

 

10.VS.マスターコア

soundcloud.com

ああああさん作曲。サビのピコピコ音の裏で伴奏をしながらも主張してくるピアノが好きです

この曲に限らずああああさんのピアノ、好きなんですよね。この曲とかピアノのためのエチュード「ターン・インプレッション」 by ああああ | Free Listening on SoundCloud

 

9.桜の風/アナスタシア(上坂すみれ),五十嵐響子(種﨑敦美),依田芳乃(高田憂希)

youtu.be

作詞:森由里子 作編曲:田中秀和(MONACA)

シンデレラガールズといえば昔デレステをやってたぐらいのことしか記憶が無いんですけど、ある日YouTubeに上がった楽曲視聴を聴いて虜になった曲です。

歌詞の遷移とコードがガッチリ噛み合ってるように聴こえるのは田中秀和さんの強みでしょうか。サビでのカタルシスの裏で響き続けるAメロでのコード進行がたまらなく好きです また、田中秀和さんは2番以降に普通の展開を持ってこない事が多い事でも有名ですがこの曲も例に漏れず、とても聴いていて心地よいです

 

8.CLEAR/坂本真綾

youtu.be

作詞:坂本真綾 作曲:水野良樹 編曲:河野伸

 

澄み渡るような歌、コード。サビ前「これって」のコードはとりわけ特徴的。サビ後半「風って」に差し掛かる所ではコードが先程のと変わっているとこもいいなぁと思います。

 

7.人類みなセンパイ!/アズマ リム

youtu.be

作詞:畑 亜貴 作編曲:田中秀和(MONACA)、まふまふ

VTuberを知るきっかけになった曲。作編曲に田中秀和氏が関わってるという事でとりあえずDLしてみたらすごい曲だった。どこを聴いてもぶっ飛んでるコード 2番サビ以降が特に好き

 

6.帰る場所があるということ/悠木碧

youtu.be

作詞作曲編曲:hisakuni

ピアノが好きな人にはたまらない(だろうと勝手に思っている)曲です。基本的に僕の涙腺はガバガバなのでピアノの森のエンディングとしてこの曲が流れる度に泣いていた気がする。本当に、"ピアノの森"という作品の世界観を遵守した曲だし、悠木碧さんの歌い方もその世界観を理解してのものだと感じました。2回目になりますが、同じメロディでも音を変えてやってくる伴奏のピアノが本当に大好き

 

5.Life is beautiful

youtu.be

作曲:BENAMI Sound Team "猫叉Master"

音ゲーからの曲です。猫叉Master氏は音ゲー曲コンポーザーのなかでも特に好きな人の1人です この曲に関しては僕がどうこう言って何かを説明する事も出来ない程素晴らしいし、実際に聴いてこの曲の持つ世界観に身を委ねてほしいです。全部が好き。民族調曲の終着点。

 

4.NEVER SURRENDER/水樹奈々

youtu.be

作詞:水樹奈々 作編曲:加藤裕介

これは前記事で散々書きましたが、ここでは2番サビ以降の事を書くとするなら、ラスサビのギターが好き。そしてこれは前も書いた事なんだけど、水樹奈々さん歌が上手すぎる。このシングルにはこの曲を含め4曲入ってるんですけどどれもオススメで、特に嘆きの華は好きです

 

3.明日も、世界は回るから。/J☆Dee'Z

youtu.be

作詞:いしわたり淳治森大輔岡田健次良

作曲:森大輔岡田健次良

レイトンミステリー探偵社をなんとなく見ていたら流れたこの曲、以来釘付けになった。サビのFaug7 Baug7がたまらなく好き。そして僕は本当にピアノが好きなんだな、と思いました特に伴奏のピアノ。あと歌が上手くて今後の活動を応援したいなと思いました

 

2.スキノスキル/Wake Up, Girls!

youtu.be

作詞:只野菜摘 作編曲:田中秀和(MONACA)

ケルティックな行進曲と聞いて何を想像するだろうか。その完全解答となるのがこの曲。6/8拍子だと思っていたらいつのまにか4/4拍子になっているのがこの曲。サビのコード進化はさながら、特に2番サビ後の転調ラッシュがだいすき。グッドラック ライラックと並んで、田中秀和さんをもっと知りたいなと思うようになった曲でもあります

1.TwinkleStars/ユイ(種田梨沙)、ヒヨリ(東山奈央)、レイ(早見沙織)

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俺がこの日まで生きている事に改めて感謝したいと思った曲。"プリコネR"の12/31開始のイベントのエンディングです。まさかプリコネRイベントのエンディングで『MONACA』の文字を見る事になるとは思いもしなかったし作詞は野村イクミさん。叫びながら泣いた。是非、この曲には自分の力で辿り着いて欲しいな、と思います(今から始めても大丈夫だよ)

ありがとうCygames

 

振り返ってみるといい曲とたくさん巡り会えた1年でした。今年もよろしくお願いします

なのは初見×劇場版魔法少女リリカルなのは

お久しぶりです

 

プリコネRの考察記事を少し書いては放ったらかす生活を送ってたら、2018年の暮れを迎えようとしてて驚くと共に自身の怠け具合に呆れています、たちばなです

 

ここ最近とある事情があって僕は魔法少女リリカルなのはDetonation(劇場版)を3回ぐらい見に行ってきました

魔法少女リリカルなのは Detonation 公式サイト

この映画を見るまで"魔法少女リリカルなのは"について何も知らなかったくらいの人間が、なのは劇場版を3回も見る事はそうそう無いと思うので、この際稚拙ながら感想みたいなのを書いておこうと思う次第です。

 

 

 

*以下ネタバレを含みます

 

前後編作品なのに前編を見ていない

この映画、そもそも前編の続きなんですよね。

魔法少女リリカルなのは Reflection 公式サイト

初めて見た時は主人公らの名前も知らなければ15分遅れで映画館に着いた関係で前編のおさらいをするシーンを見逃していたので、"よく分からん紙"をこねくり回してる子がいたり、何故か王様呼ばわりされてる子がいたり、松葉杖ついてる子がいたりと、それはそれは混乱するばかりでした…

 

が、"よく分からん紙"から得た過去の映像を遡るシーンで何となく察しがつき始めます

 

赤髪の子と阿澄佳奈さんは昔仲良かったんだけど何かが干渉してヒビ入ったのか?

 

阿澄佳奈さんは女性声優の名前ですが、昔"アマガミ"をかなりやり込んでた僕は声を聴いた瞬間に(この声、阿澄佳奈さんや…!)と典型的なオタクスマイルを浮かべながら視聴していたので、キャラの名前よりも声優の名前が先行してしまったんですね。よくない傾向です、はい

 

その後しばらくしてこの映像に出てた赤髪の子が何やら主人公らに危害を加えた子だという事に気付いた頃に、東京都内で大胆に戦闘シーン開始。何となくながら人間関係が理解できてたのでここから先は話の意味が分からない、みたいな事はなかった…

 

序盤に味方のモブキャラ?みたいな人達があっさりと壊滅させられてて主人公らが強すぎるのかその人達が弱すぎるのかいずれにせよ複雑な気持ちでした

 

戦闘シーンは何も知らなくても楽しめるぐらいにはアツい。1番好きなシーンは高町なのはが遊園地のエクスカベータを屠りながら登場するシーン。立ち絵とバックでかかる音楽がカッコよすぎて、あそこだけでも何回も見返したいくらい。この映画全体的に、戦闘シーンでの髪の色が凄く好きです、あと魔方陣

 

そして戦闘シーンで色々キャラソンぶっ込んできたのは音楽好きとしてはすごく嬉しかった

 

初めて見た時はこんな感じでした

 

3回見た

作画も良いし音楽も好きなんだけど、やっぱ何も分からない人には本筋以上の内容を理解するのは難しいと思いましたね 自分で言うのも何だけどそりゃそうだわな… 地下鉄止めた人も、ワンパンチで敵部隊を殲滅する人も、ハンマーぶん回す人も、チートみたいな能力で衝撃を吸収する人も素性は分からないままだったし、イリス(赤髪の子)とキリエ・フローリアン(事件の発端みたいな人)がなぜ出会ったのかもよく分からなかった

 

でも音楽とか作画が好きだったので見飽きる事は無かったし、『魔法少女リリカルなのは』関連のコンテンツを知り興味を持つきっかけに十分なり得る作品だったな、と初学者ながら思われます。

 

好きな登場人物

八神はやて。関西弁を使う2次元キャラは基本的にすきです。これは遠山和葉(名探偵コナンに登場するキャラクター)による影響です 何よりも見た目が可愛い

 

戦闘続きであまり登場人物の素性が分からなかったのでこれぐらいしか判断基準がなかった…

 

好きな台詞

イリス(CV.日笠陽子)「んでだよ!!!!!」

 

ユーリ(阿澄佳奈さんと呼んでいた子)に所長(実質的なイリスの父親)を殺害された現場にイリスが駆けつけたシーンに発した言葉です

 

文頭の"な"が省略されてたり語気の強かったことからユーリの事情を気遣う様子が全く窺えず、理由は二の次でユーリを完全に恨んでの発言なのが分かります。ユーリの返答の仕方に問題があった気がしなくもないけど、これはイリスの性格?あってこその発言なんだろうと思いました

 

この必死加減がかわいいので好きです

 

好きな曲

NEVER SURRENDER/水樹奈々

水樹奈々『NEVER SURRENDER』MUSIC CLIP(Short Ver.) - YouTube

映画見る前に曲の存在を知っていながらも劇場で聴いた時の衝撃は凄まじかったです、この曲に出会えて良かった

 

1番はAメロがピアノ+弦楽器を主体としたオーケストラ調で、徐々にギター、ベース、ドラムなどが主張を始めて、サビでその全てがマッチする構成なんですが、この流れの裏でピアノがずっと音を鳴らし続けていて、周りの音が少なくなって時折ピアノの音が表に聞こえてくる瞬間がたまらなく好きです、あと1番サビの開幕を告げるドラムも好き

サビのコーラスとの和音が綺麗すぎるのは水樹奈々さんの実力によるものでしょう。僕は歌うのが下手なので歌が上手い人には憧れるばかり

 

2番では打って変わってAメロがギターをメインに始まり後々にオーケストラチックになっていくのもポイント、そして鳴り続けるピアノ、動き続けるベースライン。ベースラインがひっきりなしに動く曲は名曲。

 

曲はコードだけじゃないってのがよく分かる曲です、ハイ…

 

作詞:水樹奈々さん

作編曲:加藤裕介さん

 

とのことですが、加藤裕介さんは今期だと『ゾンビランドサガ』オープニングの"徒花ネクロマンシー"の作編曲をされてて

TVアニメ「ゾンビランドサガ」OPテーマ『徒花ネクロマンシー』 - YouTube

綺麗な音色の和音が特徴的です、同じコードでもその表現の仕方は様々だと感じられる曲です

 

話が逸れました。話を短くまとめるとこうです

・作画がすき

・髪の色がすき

・曲がすき

八神はやてがかわいい

 

それではまた。

銚子市旅行記

この話は前記事徒歩で千葉県を横断しようとした話 - 多感なオタクの御託。

の続きです。2日目にしてなんとか銚子駅に到着してからの話となりますが、正直前の記事読んでなくても話がこんがらがる事はあまりない…何度も言うようですがこの銚子観光が本編のつもりです(実際のところ、とち狂った千葉県横断が本編化してる気もする)

 

ざくっと前編をおさらい

・『アマガミ』聖地を巡るために銚子旅行を計画する

・面白そうなので千葉駅〜銚子駅まで歩いて向かおうとする

・全員の脚が逝く(徒歩徹夜行軍断念)

・電車を使ってなんとか銚子着

です

 

なお、聖地巡礼などと言っておきながら本編の映像のキャプチャーは一切載せていません。権利の問題が…それもそうだけどぶっちゃけ面倒だからです とは言いつつも基本的に画像メインなので文章は少なめです

 

 

もくじ

 

本編

銚子駅到着。数年夢見てた場所に今自分がいるという事実を噛みしめて、銚子駅ホームに降ります。半分泣いてた

聖地①:銚子駅

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絢辻さんがメロンパンで餌付けするシーンもここだったのは覚えていたけど、方角を間違えてました(東のサンクスに向かって写真を撮るのが正解)f:id:biwatach:20180525180052p:plain
↑北口出るとすぐそこに見慣れた景色が

銚子に着いて昂る気持ちとは裏腹に、脚は言うことを聞かなかった...(前編参照)それは皆そうだったらしく、休息地兼昼ご飯の場所を求め探すことに

せっかく銚子に来たので事前に調べておいた銚子駅から目と鼻の先にある海鮮料理がイチオシと噂の『大衆酒場ドリーム銚子駅前店』を激推しする…も却下されましたが、ダメ元で
「ガスト行くか?」
と訊いたところ満場一致だったので早速行きました。皆さんご存知のごくありふれた『ガスト』です。まあ向かおうとしていた目的地の1つではあったのでいいんだけど…アマガミをご存知ならピンと来てる方もいるでしょう、あの『トトス』です。


聖地②:ガスト銚子店

ヒロインの1人である薫がバイトをしてたり梨穂子といちゃいちゃしたり森島先輩といちゃいちゃした店『トトス』のモデルとなった店。ココスじゃなくてガストなのがミソ 

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裏口が想像以上に見たまんまだったのが驚き。
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とんかつ定食を頼むも切らしているとのことでガッツリめに肉。うまい!そこそこ安い!(1kちょい)


本当は今日中に回りたいとこもあったけど、予定より時間は押してるし動きたくないしで明日に後回し。しっかり食事をとって満足したところで次は眠気に襲われる。徹夜明けだからしょうがないよ。1回全滅して店員から注意を受けました()

 

店内はかなり空いてたのでアマガミでもやりながら休憩

その後はカラオケ泊の予定なのでその前に銭湯を利用。疲れを癒す


久しぶりに銭湯行ったけどありふれた銭湯って感じ、お客さんは地元のおじさんばっかりだった(それはそう)


18時過ぎに今夜の休憩所、カラオケBanBanに到着。道中で睡眠を摂らなかった僕は数曲歌って爆睡。僕以外は夜飯でラーメン食べたらしい(寝落ちをここまで後悔したことはない)

 

翌朝4時前くらいに起床。寝る体勢限られてるのもあってあまりすっきりしない目覚め

ジャパリパークを朝っぱらから歌って、5時前にチェックアウトしようとするところで脚がまったく治ってないことに気づきます。すぐ近くのトイレに向かって歩くことすら試練、脳内には絶望の二文字。僕だけでなく皆まともに歩けてなくて今日の観光まずいなぁと思ってました

 

聖地③:清川町第一公園


"七咲公園"なんて呼ばれ方をしてるこの公園。想像の3倍くらい広かったです
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EDで七咲が綱渡りしてる柵、七咲と出会うイベントで彼女が遊んでたブランコもこれ、橘純一が座って七咲が立ち乗りしてたブランコもこれ・・・だよね?

EDで紗江ちゃんが寄りかかってた木がこれ。
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おなじみ休憩所。
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虎の乗り物はどこ・・・・?

そのまま歩いて登校、本当に近い位置に学校があって助かった


聖地④:銚子市立銚子高等学校


アマガミ(とセイレン)の舞台となる学校、輝日東(きびと)高校のモデルとなった高校です。さっきの公園から歩いてすぐの位置にありますが、意外と坂道がキツい

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 注意喚起の為に赤色縞模様のカラー塗装が施された道路が何と言っても特徴的。その道を踏みしめる僕の気分は輝日東高校生。脳が震える

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学校内に入ったらお縄なので流石にそれは無理でしたが、市銚祭(=文化祭)と言う年に一度合法的にこの学校内を訪れる事ができる機会があるので、年を取って見た目が怪しげなおじさんになる前に行きたいところです。今年は6/23(土)が一般公開でした

参考:学校行事 | 市立銚子高校

ちなみに、セイレンで登場した学校への近道もあります↓

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学校の手前にあるこの道。下の画像で位置関係が把握できます(左に写ってるのがその道)

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銚子電鉄を利用するつもりが、昨日までの無茶もあって銚子駅まですらも皆歩けないので迷わずタクシーを呼んで移動…
(本当は次回予告スポットまで回りたかったけど無理だった)


観光:犬吠埼灯台

ご存知の方も多いでしょう、犬吠埼灯台へ

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犬吠埼灯台犬吠駅間って割と距離があるんですね。位置を正確に把握してなかった我々は「犬吠駅へ」と運転手にお願いした結果なかなかの距離を歩く羽目に遭いましたが、おしゃれな犬吠駅を見れたので結果オーライ↓

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人がいない(朝7:04)。悲しいなあ

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正距方位図法。なんの目的があるのかなぁと思って撮った記憶

 

灯台が近付いて、海。眩しく光る地平線を目の当たりにして思わずカメラを取り出した(ということにしておく)

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天候に恵まれてました。雨の海も好きですがやっぱり晴れてたほうがいいよね

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今まで徒歩続きの苦しい時間から解放されて当初の楽しい旅してる感が蘇り始めた時間です。またこういう風景が本当に大好きなので、旅してよかったなあと感じた瞬間でもあります。

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高浜虚子の句碑。碑に書いてある通り、「犬吠の今宵の朧待つとせん」この句は高浜虚子犬吠埼で一泊したときに詠まれた句のようです。

 

そんなこんなで到着

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駄文連ねるより画像見てもらったほうが良さそうです... 犬吠埼灯台が本州最東端にある灯台と思ってたけど全然違いました。(岩手県宮古市にある魹ヶ崎灯台(とどがさき)が最東端)

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2012年のホワイトデーに合わせて設置された白いポスト。色白なのは灯台の色由来によるものです。風景印押してくれるみたいなので観光に来た時は葉書入れても良いかもしれません。僕はそうしたのかって?来るまで知りませんでした。

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オープンまで時間があったので近くのお土産屋さん『なぎさや』でアイスを購入。いくつか味があったけど王道のプレーン。食べ慣れてる味はレベルを知るのにうってつけなのでどの店でも初回に来た時はいつもこうですが、損してるような気もするんだよなあ...めっちゃ美味しかったので次は別の味に挑戦しよう

 

オープン前に撮った写真もせっかくなので貼ります。海っていいよね

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そうこうしてるうちにようやく灯台がオープン。何気に灯台に登ったの人生初めてかもしれない。

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灯台に登ったんだし地面だけじゃなくてもっと他の写真撮ればよかったなぁと反省

 

昼ご飯:なぎさや

灯台から戻ってそのまま『なぎさや』へ。レストランとお土産屋が併設なんですね。ただ前日に急な予定変更をしたのでかなりオープンまで時間があいてしまって1時間くらい待ちましたが…

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安定を取って海鮮丼を注文。海鮮丼が美味なのはもちろんですが、なにより味噌汁の味にビックリしました。海岸沿いだからか出汁が美味しい。ありがとう銚子

あとこちらが1時間くらい開店待ちしていたのを店員さんが見かねたのでしょう、帰り際にこんなお菓子を頂きました。豆、豆、豆!って感じの味。

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聖地⑤:君ヶ浜、君ヶ浜しおさい公園

薫のED画や、七咲が変身ベルトとかつけて遊んだりした場所がここ。とくに後者の君ヶ浜しおさい公園は登場シーンが多かったり見た目が特徴的だったりで、強い印象がある場所でもあります

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海沿い歩いてると心が浄化される気分になれます。カンカン照りでめっちゃ暑くて少しつらかったのもあるけど

あの休憩所はヒロインの1人の七咲がベルトとか付けて戦隊ヒーローごっことかやったりして遊んだ所。結構開けた場所だったので驚き

 

 

しばらくこの中で休憩を取った後に少し歩いて君ヶ浜駅から銚子駅まで銚子電鉄を利用。時刻表の把握ミスで1時間程駅で足踏みすることになりますが…

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銚子電気鉄道。2両編成、電車内でお金を払って切符を買います。

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銚子駅に到着。

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絶対にあきらめない。とありますが、我々は徒歩行軍を諦めているので銚子駅に立つ人間の器ではないようです

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かわいい

 

昼を過ぎておなかが空いてきたので銚子最後のご飯を食べに行きます。と、その前にわりと長い道中にあった銚子漁港の写真も貼っておきます

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いっぱい!ふね!

間食:海坊主

とりあえず銚子駅から北に歩いて店を探すと突き当りを東に歩いたとこに良さそうな店の集落を発見。この周辺にこのお店合わせて4軒並んでいたもののどれも美味しそうで決めかねたのでジャンケンで決めた結果、海坊主へ。

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1日10食の限定メニューがまだ食べられるとのことで、それを頂きました

地魚をふんだんに使った漬け丼なんですが、これが絶品。地元の方はこんな良い海鮮丼がすぐ食べられる環境にあるんだなあと思うと少し嫉妬するくらい。今までに食べたことの無い魚が多かったのは覚えてるけど名前を忘れた(おい)

 

聖地⑥:絢辻神社

ご飯食べたら帰ろうと思うほどに脚が疲弊してた一行ですが、美味しいご飯を食べたらもう少し聖地巡礼行けるじゃん!ってなりました。ぺコリーヌかな?

なのでタクシーを使って川口神社(絢辻神社)へ。

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しろいねこ。

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神社の入口に長めの階段

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ここを右奥に行くと…

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こちらが問題の場所

アマガミのパッケージヒロインである絢辻さんが主人公にある取引を持ち掛ける場所としてあまりにも有名。絢辻さんが最推しである僕からしてみればメッカ。行かずして死ぬことがあってよいだろうか。いやない

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 帰り際に見えるこの景色もとても良い眺め

 

せっかくだし…と少し歩いたところにあるポートタワーに徒歩で向かいます

 

聖地⑦:銚子ポートタワー

最後に向かったのがここ。棚町薫とデートした場所がこちら。聖地でもあるし、観光スポットでもあります。マジックミラーの張り巡らされた見た目が特徴的。

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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?の舞台にもなってたんですかね?ポスター貼ってありました

 

エレベーターで上層へ

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夫婦ヶ鼻(岬)。画像の奥にある対になった岬のことですが、それを臨んだ場所なので縁起が良いということでしょう

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うみはひろいな おおきいな

 

作中で登場した透明床はありませんでした。

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弱虫ペダルのパネルがあったのでとりあえず撮りました

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ちょーぴー、既視感の塊。。。

 

この後タクシーで銚子駅へ。帰宅。

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たkkkkkkっか

f:id:biwatach:20180803174533j:plain戻ってきた日常。再びラーメンに溺れる

銚子旅行、楽しかった... 今回の旅で分かったのは準備は余計に感じる程やっといた方が良いってことですね。今回何回か死にかけたからね、生きててよかった

 

またそのうち銚子いくぞ!!!!!

 

次徒歩で銚子に行く際にはルートをしっかり練ろう…

 

それではまた。

徒歩で千葉県を横断しようとした話

少し前の話ですが。千葉県銚子市に行ってきました(5/3~5/5)

今回はそれを振り返ります。長い文章になると思います(目次は少し下)

 

アマガミの聖地ってことで行きたいな~と思っていたところ、別にそこまでアマガミを知っているわけでもない友達が旅に付き合ってくれることになりました。ありがとう

 

2人で旅の予定を練っていたところ、狂気に満ちた案が飛び出します。

 

「電車使わずに徒歩で行かね?」

 

僕らは東京都在住です。

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新宿スタートとするとこんな感じ、

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フルマラソン3セットぐらい。

 

3日じゃこれは無理です。ということで

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千葉駅から歩いていくことにしました。休憩なしで歩き通して15時間とGoogle先生当時は妥協案のつもりだったんだ

 

付き合ってくれることになった同胞のツイート。(以降にも何回かツイートを引用しますが、一応ブログ投稿主ではないです)この通り、この旅では旅行時間の半分くらいを行きの時間に使うことになりますが、どっちかというとそれより長期の運動で体力が限界なので、銚子観光を充分に出来なかった事のほうが痛い。計画がよくなかった

 

この後さらに2人参加が決まって、4人で行くことになりました。以下に旅の様子を振り返ります。

 

今回の旅を纏めて1つのページに書きたかったけど文章が長過ぎるので千葉県横断編、銚子観光編の2つに分けることにしました。以下は銚子に到着するまでの話です。

 

もくじ

 

千葉県横断チャレンジ(千葉駅~銚子駅)

13時半に新宿を出発。

 最初に提案に乗ってくれた人(↑のツイート主)以外全員アマガミ持参。ビックリしたしあまりにも意外だったので泣きそうにもなった

 

せっかくなのでその人にもアマガミやってもらいながら、千葉駅へ。総武線で一本です

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1時間くらい。アマガミ風に言うなら、プロローグちゃんと見終わって少し余るくらいの時間。

15時前には到着して、遅い昼ご飯を食べて行く予定だったのですが、この後17時くらいまでゲーセンで遊んでしまいます。

体力も時間も無駄にするこの行動は、今回の旅で1番無駄な行動だったような気がする一方で、ここですぐ出発してたら途中で死んでたかもしれないとも思えます。詳細は後程

 

また、徒歩中は体力が常に限界の向こう側だったので道中写真を殆ど撮っていません。

 

第1区間(千葉駅~四街道駅)

千葉駅周辺はやはり県庁所在地ということもあり、かなり栄えてました。もちろん歩道も整備されているので歩くのに支障はありませんが、当時僕らはその恩恵を当たり前のように享受し過ぎていた節があったなぁと思います。

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アバウトな経路ですが、とにかく歩きやすかった。チュートリアルって感じです

19時前に四街道駅に到着、ジャンケンで夕飯を決めた結果、駅前のマックに。久しぶりのマックだったけど夜マック(+100円でパティ2倍)とかいうの需要あるんかなぁって疑問に思ってた記憶

 

第2区間(四街道駅~佐倉駅)

20時過ぎくらいに四街道駅を出発。千葉県道64号、236号が中心となったこの区間。やはり千葉駅周辺に比べると建物の数が圧倒的に減ります。でもそれよりも厳しいのが、灯りが無くなっていくこと。千葉県道236号が特にそうだったけど、夜中街灯がない道を歩くのは精神的にキツい。なんと、道中でどれぐらい

暗いかが分かる写真を奇跡的に撮影してました。

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夜21時12分に撮影したこの画像。位置も特定できそう。ぼんやりと見える横長の光は総武本線で、その右斜め上にある円い光は月です。

 

これだけ暗い上に歩道の無い道がチラホラあったこの道路は、この旅初めての厳しい道でした。歩き始めたばかりなのもあって体力に余裕があったので、勢いで乗り越えられたけど、今考えてみるとかなり危ないことしてたなぁと思います。ドライバーの皆さんすみませんでした。。

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佐倉駅に差し掛かって向かって左側に整備されためっちゃ大きい道路(国道296号)が見えて、「あの道歩けばよかったのに」みたいなこと話してました。あれじゃかなりの遠回りなんだけど、安定を取るならあっちかな~みたいな。その国道296号線が今後我々を苦しめることになるなんて誰一人知らずに・・・

 

一先ず、佐倉駅周辺のヤックスドラッグ(画像では星印ピン)に22時前に到着して物資を補給、休憩などしました

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大事な時に限ってやらかす。シャーペン持っててよかった 

第3区間(佐倉駅~デニーズ富里店)

22時過ぎに佐倉駅を出発してからは、ひたすら国道296号線。国道だけあって道路が整備されていて非常に歩きやすい。と思っていたのも束の間、佐倉駅を出発してしばらく経つと街灯の数が段々減っていく、それに加えて起伏の激しい山道続きで足の調子がおかしくなっていきます。

 

話すことも無くなってしんどくなって来たので、適当にしりとりでもやってたら徒歩のスピードがかなり落ちてることが発覚。

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上の画像にあるルート上には4箇所の星印ピンがありますが、

1個目(スタート)~2個目(セブンイレブン酒々井<しすい>墨入口店)で70分

2個目~3個目(ファミリーマート酒々井尾上<おがみ>店)で25分

3個目~4個目(ゴール)で50分

くらい。(@angels_holiday氏のswarm参照)2~3個目の地点でしりとりしてたのがよく分かります

 

このあたりから、休憩を取ると脚が固まってしばらく歩くスピードが遅くなるようになります。脚を酷使し過ぎると碌に休憩を取ることもできないのかよ!

ラソンとかで「止まって走ってを繰り返すより一定のペースを保ってたほうが良い」と言われてたのが脳裏に過る瞬間。今回はそれの真逆を行ってたけど・・・

 

それでも脚が悲鳴を上げ続けるので国道沿いのデニーズ富里店で休憩を取ることに。当時デニーズ前で僕は既に足が限界でヘロヘロだったのをよく覚えています。

 

翌0:30過ぎぐらいにデニーズ到着。

1時間くらい休憩を取る予定でしたが... 

第4区間(デニーズ富里店~染井交差点)

2時にデニーズ出発。1時間の休憩じゃやってられないからしょうがないね。

引き続き国道296号。直進してると千葉県道74号線との分岐点があるのでとにかくそこまでは休憩無しで行こうとなりました。それが染井交差点です

 

ここから暫く歩きやすい歩道付きの道が続いて有難えなんて思ってたらその先は今回の旅最大の山場(と思っている)でした。成田空港の南~南東あたりが山道+街灯無し+歩道無し。しかも成田空港近辺ということで深夜なのに交通量がそこそこあり、地獄。スマホのライトを4人点けて歩いてたんですけど未明に4つの光がゆらゆら揺れ動くのを見てたであろうドライバーさんは何を思うのだろうか

 

1人体力に余裕があり歩くペースも速い方がいたので、その人を先頭にして周りがそれにひたすら合わせて歩いてましたが、その作戦はどうやら正解だったみたいです。

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真っ暗な道を歩いてたら夜空に夏の大三角が綺麗に見えて少し癒される。写真撮った(夜中3時)けどただの黒い画像で申し訳ないとしか言えない。部屋真っ暗にしたら辛うじて見えるかなぁ程度のものです。

 

もし千葉駅でゲーセンに行って無かったらこの地獄ロードをもっと交通量の多い時間帯に通ってたんだろうか、と考えるとぞっとします。ゲーセンに行ってたのを正当化したいわけじゃないからな!

 

そんなこんなで日の出と共に、染井交差点までペースをあまり落とさずに到着します。でも山場の先には新たな山場が待つだけでした。

 

第5区間(染井交差点~AVINSUPERDRUG匝瑳<そうさ>大寺店)

染井交差点で一先ず休憩しようということで到着すると、皆ヘトヘトでその場に座り込んでしまう。休憩所を探すも、近くのコンビニは潰れてて、薬局はまだ開店してない(当時5:00前)ので周りに休めそうな場所がない。絶望。夜明けでクソ寒いのに成田の山道を乗り越えた達成感からか、誰も動かない、動けない。

 

この時は死を覚悟するレベルでした。動き出そうにも脚が固まって動かないし(分速15mくらい)、ちょっと先にある7:00開店のガストに向かおうか、なんて話してたんですが、そこにひょっこりセブンイレブンを発見。

 

ああ、助かった。と。それだけを言葉にして入店、しかもイートーインまであるじゃないか!

日本人は、どこにでもあっていつでもやってるコンビニにもっと感謝するべきです、そう思わない?

 

そこで6時くらいまで飯を食べながら休憩して出発。数時間の休憩じゃ脚が回復しないのをこの辺りで察します。道中のヤックスドラッグで湿布を買うことを提案。銚子に行くためにやれることなら何でもやる。乗り物は使わないけどな!

 

脚を薬漬けにして少し回復した我々を待っていたのは、今後を大きく左右することになる分岐点。

①銚子まで遠回りする分、総武本線に早く合流していつでも電車に乗れる状況を作る(そのまま国道296号を歩く)

②遭難の危険を覚悟で、銚子までの最短ルートを歩く(東総広域農道へ)

 

①の選択肢は降伏、ギブアップという意味も兼ねています。国道296号途中にある東総広域農道との分岐点手前のコンビニで悩む一行。成田ロードで隊を引っ張ってくれた(前述)人が後者を選択。成田の地獄道を超えた事からの自信や、湿布の助け、また簡単に投げ出したくないというプライドもあってここではそれを選択する気力がありました。

 

今でもこの選択は正しかったのか分からないほどの難しい選択ですが、実際に東総広域農道を歩いて分かったことがいくつか。

 

この道、殆ど歩道が無いんです。これ1つ目の誤算。丁度いい車載動画があったので引用させて頂きます。

www.youtube.com

 人が歩くのを想定してない造り。それもそう、この道は数km南に並行して走ってる国道126号代わりのバイパスで、自動車が多く通ることを想定してるからですね。これ、この動画を見て知りました。2つ目の誤算です。

 

っていう情報を踏まえるとこの選択は誤りに見えますが前者にも何らかの難点があるんだろうと思うと答えは未だ闇の中。

 

道中でウイダーinゼリーを補給しながらそんな道を進んだ所、途中で地元のおじさんに声を掛けられまして…

 疲弊しきった姿を見かねて、休憩を勧めてくるんですね。わりぃ爺ちゃん、俺ら止まれないんだよ。

 

とは言え人の善意を無碍にするのも良心が痛むし何より疲れてるので、そこで休憩がてら彼の話に耳を傾けます。

 

この旅の事情を話しておったまげる、昔の頃は通学に数km歩いてたらしいおじさん。話を要約すると『知識を積み重ねるだけでは意味がない』『実践を以て初めてそれは役に立つ』はい。ごもっともです。QMAで訳の分からない知識を積み重ねている僕には刺さる言葉です。

 

彼と別れ再び動きだすも、脚が固まってまともに歩けない。流石にまずいと思ったのですぐ近くにあったAVINSUPERDRUGに寄って体制の立て直しを図りますが…

 

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第6区間(AVINSUPERDRUG匝瑳大寺店〜干潟駅)

9時半とかだったかな。到着するや否や、数人が寝ます。アスファルトの上で。よく考えてみると、全員徹夜状態なんですね。僕はあまり眠くなかったけど。残り距離を確認しようとすると、看板にあった残り29kmの文字が飛び込んできて絶望。

 

今後どういうルートを採るか調べると、3つくらい選択肢がありました。

 

干潟駅に向かう(直近の駅、いち早く総武本線に合流できるが銚子までの道は遠回り)

飯岡駅に向かう(総武本線になかなか合流出来ないが、銚子までの最短距離を歩ける)

③旭駅へ向かう(①②の中間択)

 

さっきの東総広域農道の下りと大体同じですが、大きく異なるのは①が100%ギブアップの選択肢であること。干潟駅に着いたらほぼ間違いなく文明の利器に屈するでしょう。しかし2人はもう歩きたくない、とノータイムで①を選択。1人はまだ諦めたくない、と。僕はまだイケる、ここで諦めたら男が廃る、銚子観光返上の気概で居ましたがその虚勢は数分で砕けます。

 

脚が回復の兆しを見せない。

 

5分歩けば人並みの2/3のスピードくらいで歩けたはずなのに、スピードが上がらない。動かない。

 

「そうだ、干潟行こう。」

 

ここで心が折れます。そこにあったのはプライドをかなぐり捨て生に執着した動物の振る舞い。生ぎたいっ‼︎‼︎ \ドンッ/

 

かと言っても、干潟駅までですらも相当遠い。ここから干潟駅までの道は畦道で折れた心を甚振るかのように長かったです。ダメ押し、ラス殺し…ウイニングランの対義語という表現が一番しっくりくるかな。

 

Google先生の示した時間の3倍の時間をかけながらもなんとか干潟駅に到着。12時過ぎくらい。駅前のヤックスドラッグで買ったアイスが美味すぎて泣きそうでした。それは、日常が戻ってきたことを実感する瞬間でした。

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第7区間(干潟駅銚子駅)

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電車サイコーーーーーーーーーー!!!!!文明の利器サイコーーーーーーーー!!!!はっやーーーーーい!!!!!!!(20分)

 

かくして我々の準備不足感が否めない千葉県横断チャレンジは終わりました。

17時に千葉駅を出て、翌日12時半くらいに干潟駅着。歩いた距離はルートが蛇行してたのを考えるとだいたい60kmくらいでしょうか。悔しいと言うよりは、死ななくて良かったな、と。その場のノリで人生を棒に振るような事にはならなくて良かったな、と。次はあるだろうか。いずれにせよルートはちゃんと練らないと危ないですね。

 

この後銚子を観光しました。本来これが目当てだったんだなぁ。銚子観光の記事は後日に。一旦区切ります

 

それではまた。