2017年、プリコネが帰ってくる!
プリコネRのキャラソンが発売されたということで、予約を既に済ませていた僕は早速CDを受け取ってきました。
CD発売もあってプリコネというコンテンツそのものが本格的に動き出した気がしましたね。もう少しなんだろうなあと思いました。リリース決定から1年ゲームの情報が殆どがないのはとりあえず置いといて...
…ところで、皆さんはプリコネと聞いて何のことだか分かるんでしょうか?そりゃあこんなブログに辿り着く方といったら相当の強者であるのは間違いないですが、例えば同じCygamesがリリースしたShadowverseをプレイする方などに聞いたらほとんどの人が名前しか知らないもしくは名前すらも...ってのが現実だと思うんですよね。(一応コラボの予定がすでに決まっています)
そんな中でも1人でも多くの方にこのコンテンツの存在を知ってもらいたくて今回の記事を書かせて頂く次第です。
本稿ではプリコネを大まかに紹介した後、プリコネRにおける今後の展望を述べます。従ってプリコネをご存知の方は、この先の紹介は飛ばしてもらっても構いません。
昔話
”プリコネR”にはちょっとした過去の姿がありました。
↑『プリンセスコネクト!』iOS版アプリのタイトル画面です。現在ダウンロード不可。
”キミと心をつなぐRPG”と銘打ったこのゲーム。そう、これが初代プリコネです。タイトル画面からたくさんの女の子がお出迎えしてくれます。早速"Tap to Start"とある通りタップしてみると...
スタートできません。そう"プリコネ"は、2016年7月29日15:00をもってサービスを終了したコンテンツなんです。
ちなみに左下の"OPを見る"をタップすると現在でも20秒くらいの映像を視聴することができます。アプリを入れてない方も、これのロングバージョンがAmeba公式のYouTubeアカウントで視聴できます。ハイクオリティかつプリコネのイメージが大まかに分かります。
プリコネの世界、キャラクターを踏襲したプリコネRは事実上の続編という形になりますね。
初代プリコネは実際どんなゲームだったのか
プリコネは2015年2月18日にブラウザ上でプレイするゲームとしてスタートし、同年3月25日にはiOS版アプリもリリースされました。結構最近の話ですね。今でもストーリーを覚えているプレイヤーも多いかと思われますが、どんなお話だったかを少しおさらいします。
2033年、発達したVR技術により開発されたネットワークデバイス「mimi」が世間一般に普及していた。そして「mimi」を利用したオンラインゲーム「レジェンドオブアストルム」では「クリアすると現実世界で何でも願いが叶う」という噂が流れており、それを求めて多くの人間がプレイしていた。
主人公はアストルムをプレイしてはいなかったが、公園で出会った女性・模索路晶によって、強引にアストルムを始めさせられる。
最初は何が何だかわからなかった主人公だが、彼には「プリンセスナイト」という同じパーティーを組む少女たちの力を増大させ、「ユニオンバースト」という秘技を発動させる能力があった。
主人公はその場に居あわせたヒヨリ、ユイ、レイたちとギルドを結成し、ゲームクリアを目指すこととなる。
(「プリンセスコネクト!」『ウィキペディア日本語版』。2017年8月30日 (日) 14:49 UTC、URL:(プリンセスコネクト! - Wikipedia))
纏めるのが面倒なのでWikipediaの力を借りますがこれを読んでいただけばプリコネのプロローグが大まかに理解できたことになります。簡潔に言うなら、
"よくわからん人に突然女の子たちとMMORPGを始めることを強制された"
ですね。
その後はプレイヤーが上記のMMORPG「レジェンドオブアストルム」をプレイする主人公となって女の子たちとイチャイチャ クリアを目指して冒険、といった感じです。基本的に一緒に冒険する仲間は3人のみですが、主人公がゲームの中で他のパートナーに出会って一緒に冒険することもあります。その数なんと約50名。しかも一部の動物を除いた殆どが女の子です。さらに全編フルボイス!
ここまで話してしまった以上せっかくですから、プリコネのゲーム内容についても簡潔にかつ重大なネタバレのない程度に触れます。続編が出る以上知っていても無駄にはならないと思うのでね。2017年8月時点でプリコネはプレイ不可能ですが・・・
初代プリコネを簡潔に紹介
ホーム画面はこんな感じ。いくつかのモードがありますが、ざっっっくりとどんなことができたのかを以下に挙げていきます。
①冒険
"冒険"モードでは、以下の画面から攻略するステージを選んで
"進む"ボタンを押しまくってステージを攻略できます。プリコネでのメインシステムの1つです。選ぶステージによってBGM、チラッと見える敵モンスター等は変わりますが、基本的にボタン連打ゲーです。進むたびにスタミナを消費し、経験値が貯まる... RPGっぽいですね(?)
こんな按配でステージを進めると、それに対応してメインストーリーが進んでいきます。 前述の通り、主人公以外全員声がフルボイスで入ってるのもあってなかなか飽きない!(思い出補正)
↑主人公にMMORPGを強制した人です
(プリコネRでは『ラビリスタ』として登場)
1章ごとにエリアが4つあり(3つ前の画像からも確認できます)、それが12章あるので制覇するにはなかなか長い冒険になりますが、そのぶんストーリーも充実していました。
ボスモンスターについては触れる意味がないので割愛(ちゃんと覚えてる人いるの)
②レイドバトル
冒険をしていると、突然モンスターが乱入してくることがあります。それを討伐しようとするのがレイドバトル、ホーム画面の"討伐"ボタンもこれを指しています。基本的に遭遇する敵は同じですがたま~にレアモンスターが出ることもありましたねえ!
↑22042679の体力を覚えてるかたも多いのでは
このレイドバトルでは自分が遭遇したものだけでなく、他人が遭遇したものを倒しに行くことができます。撃破すると貢献した分だけ報酬が貰えます。(発見者、撃破者、参加者ボーナスがあった記憶)
③プリンセスバトル(姫戦)
プリコネでは、プレイヤー間でギルドを結成して他のギルドとプリンセスバトルを行うことができました。
↑実際に僕が入ってたギルドです。お世話になりました。
プリンセスバトルについてですが...
ギルド間で30分の間、リアルタイムで戦います。攻撃して相手にダメージをより多く与えた側の勝利になりますが...
ソシャゲではよくある札束の殴り合いです。たしかにリアルタイムの参加人数も勝敗を大きく分けますが、強キャラのスキル、必殺技で相手ギルドを蹂躙するのが基本。バフが~コンボが~などと話していると日が暮れるのでここでは申し訳ないですが割愛。
他にもキャラクターとSNSを通してコミュニケーションが取れる『CNCT@LK』、ガチャなどがありますがここでの紹介はこのへんで。「プリコネを知り尽くしてえ!」みたいな方にはストーリー含めプリコネのほぼ全てを知ることができるサイト様があるのでそちらをどうぞ。
ttp://pricone.nekonikoban.org/
〔hを冒頭に補って下さい〕
ここまでの紹介を踏まえて「これクソゲーってやつでしょ」そう思った方もいるかもしれません。ですがそれはほとんど僕の稚拙な文章力によるものが殆どだと思うし、あくまでも「こんなゲームだったのか~」程度に見てくれれば幸いです。でも現にサービス終了しているのもまた事実...一体何故でしょう。
プリコネに指す光と影
Cygames社からすれば【キミと心をつなぐRPG】を開発したにもかかわらずそれを畳んでわざわざ【スマホゲームの常識を覆す超大作アニメRPG】としてプリコネを”リバイブ"するわけですから、恐らくプリコネRに相当の自信があるんでしょう。
公式サイトを見てもらえば、あちらのやる気を目の当たりにすることができます。ですがここまでのハイクオリティなPV、ホームページを見ても恐らくプリコネプレイヤーからの信頼は確実なものになっていないでしょう。というのも
運営側の態度に決定的な問題がある
これです。実は、初代プリコネの話の後にプリコネRのゲーム内容にも触れて両者の違いをまとめたかったのですが、あまりにもプリコネRの情報に欠けるので断念しました。ゲーム内容が不明なのはまだしも、2017年リリースを謳って今の今までリリース日の情報無しってどう言うことなんですか…
とにかく、今の運営はその気が有る無し関わらずプレイヤーたちの期待を蔑ろにしているのは事実です。そして何よりもプリコネRを待ち望むのは声優、シナリオライター等の提供側でもあると思うんですよね。せっかく良い作品になるよう頑張ったその努力を無碍にして良い理由がどこにあるでしょうか。
この点を省みて欲しいところですが生憎この記事がCygames社の目にかかることは無いでしょう。嗚呼無情。
それでもプリコネは時代設定、背景等期待のできるコンテンツである、という点は声を大にして主張します。ダイブアストルムなんて言葉を考えついた人は相当の天才だと思ってますからね。
最高の素材を使って常識を覆すゲームを作るか、はたまた誰の目にもつかない見窄らしいゲームを作るかは運営の手腕にかかってると思います。リリース日を大まかに発表するだけでも大分違うし、現在の進捗を公表すれば尚更。
最後にこんな言葉を置いておきます。
『どうかこのゲームを常識を覆す神ゲーに導いてあげて。
……プリコネRに、太陽と星の祝福を。』